「スタディサプリって980円なんじゃないの?」
「なんか9800円とか書いてあるけど、これは何なの?」
「980円だけで使えると思っていたという人」や
「授業が見放題だけじゃ不安だから他のコースはないのか知りたいという人」や
「スタディサプリの980円と9800円の違いがわからない人」
に向けて、スタディサプリのコースの違いや料金体系についてまとめています。
https://koimami.net/evaluation-of-studysapuri/スタディサプリの小学生から高校生までのコース一覧
まずは簡単にスタディサプリの小学生から高校生までのコースや料金を一覧にまとめています。
講座名 | コース名 | 料金 |
---|---|---|
小学生講座 | ベーシックコース | 月額980円 |
中学生講座 | ベーシックコース | 月額980円 |
個別指導コース | 月額9,800円 | |
高校生講座 | ベーシックコース | 月額980円 |
合格特訓コース | 月額9,800円 | |
大学受験講座 | ベーシックコース | 月額980円 |
合格特訓コース | 月額9,800円 |
上記の月額料金のほかに、必要であればテキストを1冊1,200円で購入することができます。(テキストは無料でダウンロードが可能)
注意事項として、コースやテキスト購入などによって支払い方法に違いがあります。
それぞれの支払い方法については「スタディサプリの支払い方法まとめ」で解説しています。
スタディサプリのコース内容や料金の違い
スタディサプリの980円と9800円の違いは、「動画見放題のベーシックコース」と「それ以外の個別対策のコース」との違いと言えます。
全講座共通ベーシックコースの内容と料金
スタディサプリといえば月額980円で神授業受け放題ですよね。
ベーシックコースとは、webやアプリから授業動画が見放題となるコースのことです。
- 入会金なし・料金は月額980円のみ
- 小学生から高校生まで共通
- すべての学年の授業が見放題(5教科4万本以上)
- 小学生対象授業は国・算・理・社
ベーシックコースの最大の特徴は、入会すると小学生から高校生の授業が見放題なこと。
小学生であっても中学生の授業を先取りしたり、高校生が中学生の授業を見て過去のつまづきを復習したりと学年をまたいで学習することができることです。
これによって、子供のレベルやペースに合わせた学習が可能になるのが人気の理由です。
授業や通常の塾の補完に使うという使い方をされることも多いです。
授業の例
動画見放題はうれしいけれど、スマホやタブレットばかりで見ていると視力が悪くなりそうという人も心配ありません。
スタディサプリの授業動画をテレビで見る方法もあります。
参考にしてみてください。
個別指導コースの内容と料金
個別指導コースとは、中学生を対象としたコースで、スタディサプリの映像授業を教材に勉強しながらチャットで個別指導を受けることができるコースのことです。
定期テストの点数アップを目指し、担当コーチが学習者に合った勉強計画をたて、チャットで声かけ・質問対応しながらわからない部分を丁寧に指導していきます。
ベーシックコースに、質問や個別の指導を追加したサービスです。
- 入会金なし・料金は月額9800円
- 中学生が対象(私立・国立・中高一貫校の公立校は対象外)
- ベーシックコースの内容が含まれる
- 担当のコーチが付く
- 動画教材に対する質問をチャットを使って何度でもできる
- 学習計画を立ててもらえる
- 必要な教材が送られてくる
- 各都道府県の公立高校の受験対策にも対応
スタディサプリの動画見放題では足りない部分を強化するコースで、定期テストの得点をあげることを目的にしていますが、全国の公立高校受験対策までもカバーできます。
個別指導コースを選択することで、通常の塾と同等以上のサービスが塾よりも安く受けることができるところがベーシックコースとの違いです。
- コーチとの初回面談で目標のすりあわせ
- 週間勉強スケジュールを作成する
- 動画を紙の教材で学習する
- 定期テストの振り返りで実力を定着
- 毎週、単元ごとに理解度チェックテストを実施
- 担当コーチへの質問やアドバイスを受けられる
本来はインターネットを使った教材の弱点である部分を補うことができますね。
- 授業の動画だけでは不安な生徒
- 自己管理が苦手な生徒
- アドバイスや質問が必要な生徒
- 塾に通わずに受験対策がしたい生徒
合格特訓コースの内容と料金
スタディサプリの合格特訓コースとは、高校1、2年生や受験生である高校3年生と浪人生を対象としたコースで、志望大学に合格するための個別指導を受けることができるコースのことです。
ひとことで言うと、中学生講座の個別指導コースを志望校別にさらに強化したというイメージです。
中学生講座の個別指導コースが定期テストを主眼にしていたのと違い、あくまでも志望する大学に合格することに主眼を置いたものになります。
生徒個人で努力するのではなく、担当コーチが一緒になって大学合格を目指すコースです。
- 入会金なし・料金は月額9800円
- 高校1、2年生と受験生である高校3年生や浪人生が対象
- ベーシックコースの内容が含まれる
- 志望校にあった難関大現役の担当コーチが付く
- コーチへの質問だけでなく、勉強方法のアドバイスも受けられる
- 志望校に合わせた長期的な学習スケジュールが作られる
- 通常の塾よりも年間で41万円も安い
合格特訓コースは志望校により申込期限が違う
注意すべきは、合格特訓コースには十分な学習時間を確保するため、志望校ごとにお申し込みの締め切りが設定されています。
難関大学へ挑戦するほど、スケジュールも精密になりますし、受験に必要な科目数も違います。
なにより学習時間も多くなりがちですから当然かもしれません。
2019年であれば、「東大、京大、すべての医学部は4/30まで」「旧帝大などの難関国公立大学なら5/31」「早慶、GMARCH、関関同立、すべての国公立大学なら6/30」といった具合です。
志望校に合わせたスケジュール
スタディサプリの合格特訓コースでは、志望校に合わせて申し込みが必要です。
そのせいか学習スケジュールについても上図のように志望校ごとに作成されます。
さすがは大手リクルートが運営しているだけあって、膨大な数の大学が存在しますが、それぞれに合った学習スケジュールの作成が可能になっています。
この志望校ごとのスケジュールによって、「私立・国公立・医学部」や「私立3教科」、「国公立5教科7科目」でも、追加料金なしで指導を受けることができるわけですね。
志望校にあった難関大現役の担当コーチのメリット
スタディサプリでは、難関大学の現役大学生・大学院生をコーチとして登録されています。
実際に合格を勝ち取った方のアドバイスや導きがあることで、生徒はスケジュールに沿った学習に集中することができます。
ただし、コーチの空き状況は日々変化するので、難関私立大など人気の志望校の場合はコーチの空きがない場合があるので、できるだけ早く申し込むのがポイントになります。
担当コーチとのやりとりはかなり詳細で、「課題を与えられたり、進捗による振り返りやアドバイス」などをチャットを使って行います。
これだけがそろっていて、料金は月額9800円ですから当然、塾や家庭教師より圧倒的に安いですよね。
スタディサプリの講座の種類
スタディサプリには、講座の中にもさまざまな違いがあります。
細かいところで言えば、小学生講座の中には「基礎講座」「応用講座」があります。
中学生講座になると、さらに教科書ごとに講座が分かれています。
この違いは授業のレベルの違いや教科書の種類による内容の違いですが、「高校生講座」と「大学受験講座」ではもっと大きな違いがあります。
ここで紹介する講座はすべてベーシックコースに含まれているので料金は月額980円で利用することができます。
高校生講座にある講座一覧
資格対策講座
- 2級対策講座
- 準2級対策講座
- 3級対策講座
- 数的推理
- 判断推理
- 政治経済<政治編>
- 政治経済<経済編>
- 数的推理
- 判断推理
- 政治経済<政治編>
- 政治経済<経済編>
- 日商簿記3級対策講座
- 日商簿記2級商業対策講座
- 日商簿記2級工業対策講座
未来の教育講座
思考力を高めるアクティブラーニング講座や視野を広げるための教養講座のような純粋な学力とは違う、これからの未来に必要となる能力を伸ばすことを期待した講座です。
大学受験講座にある講座一覧
大学に合格するために特化した講座が用意されています。
志望校対策講座
各大学の過去問を分析し、選りすぐりの良問をそろえた実践力養成講座です。
それぞれの大学入試に特化した動画が用意されています。
センター試験対策講座
センター試験の過去問や類問を扱う実践力養成講座で、授業動画が提供されています。
AO・推薦対策講座
志望理由書の書き方やディベート・ディスカッション、面接・プレゼンテーションに必要な講義を受けることができます。
- 志望理由書
- 自己アピール文・活動報告書・研究計画追加
- 模擬授業
- ディべート・ディスカッション
- 面接・プレゼンテーション