アフィリエイトを再開して、まずは以前から放置していた物販サイトの修正を始めました。
ただ、今のところ全くと言って良いほど効果はなく、むしろアクセスは減っていきました。
これから、どうすれば良いのかわからなくなっていたのでした。
まずは価値のあるコンテンツを作ろう
物販サイトからは一旦離れて、アクセスを集めるためには何が必要なのか改めて考えてみることにしました。
まずは収益を度外視して、アクセスを増やすためには、「需要があること」「コンテンツの質が高いこと」この2点を自分なりに考えて取り組んでみることにしました。
スマホゲームの攻略サイトに参入
私は息抜きにあるスマホゲームをしていました。
そこそこ人気のあるゲームで、このころにはリリースされてから2周年が経過していました。
これなら、ある程度の需要があって、改めて勉強する必要もないので、質の高いコンテンツを作ることができると考えました。
他サイトをチェックする
公式サイトがあるゲームだったので、当然そこは賑わっていました。
そして、そのサイトの訪問者は10代から20代が大半のように感じました。
公式サイトは、あまり使い勝手が良くなく、数千のキャラが存在するにも関わらず、その特徴や能力によって検索することができませんでした。
更には、ひとりのキャラを調べるために、複数のページに移動しなければならない等、使い勝手がとても悪く感じました。
賑わっているのは、コメント欄だけのように感じました。
個人のサイトはほとんど2ちゃんまとめばかり
他のサイトをチェックしてまわったところ、「ただの日記」や「2ちゃんねるのコメントを無造作に集めただけ」のブログが多数を占めていました。
2ちゃんねるのまとめは、本当にひどいもので、記事タイトルだけ2ちゃんねるのスレッドようなタイトルにして、内容は数行のコメントを書いただけで、まとまっているわけでも何でもありませんでした。
そこに広告を大量に貼りつけ、その他アンテナサイトへのリンクが大量に貼ってあるため、良くあるたらい回しされて、目的の記事へたどり着けないパターンのサイトでした。
しかし、そんなサイトでさえ検索上位に表示されることに、実は少し疑問に思いました。
「Googleは質の高いサイトを求めているのではないのか?」
よくわからなくなってしまいました。
私は、2ちゃんねるのまとめやアンテナを否定するつもりはありませんが、とてつもなく質の低いものや記事タイトルだけでクリックさせることが目的のアンテナサイトには本当にうんざりしていました。
私はこのようなアフィリエイターにはならないと改めて感じました。
他にない機能を提供したつもりだった
詳細な攻略情報を提供
公式サイトには、攻略に必要な情報は記載されていたものの、そのコメント欄で詳細について話題になっていることが多かったので、難易度の高いクエストに的を絞って、詳細な攻略情報を書いていきました。
プレイ中には、いつでもスクショ画像を撮れるように、動画を撮影しながらプレイしました。
それによって、クエスト内での注意点などをスクショ画像によって詳細に説明しました。
キャラの検索機能を提供
公式サイトには、キャラの検索機能がありませんでした。他のサイトに検索機能を持っているサイトがありましたが、少し使いにくく、更新が止まっている状況でした。
私は、Wordpressのプラグインやテーマのカスタマイズすることで、検索機能を実現するべく、キャラのうちレア度の高いものから約1500キャラを記事にしていきました。
そして、なんとかキャラ検索機能を実装しました。
フレンド募集板の追加
公式サイトにも同様に、フレンド募集掲示板がありました。
プレイヤーIDを掲載するだけで、フレンド登録できるので、こちらの機能も、Wordpressのコメント欄を使って実現させました。
3ヶ月運営してわかったこと
思いのほか、アクセスを集めることができませんでした。
自分なりに原因を分析してみました。
ユーザーが求めるのはおもしろいネタだけ
リリースされて2年以上も経っているゲームでは、攻略方法もある程度認知されていて、新たにユーザーが増える機会が激減しているようで、新しく発表されたクエストの攻略方法や、どのキャラが人気があるかなど、他のプレイヤーの様子を伺うような内容にアクセスが集まりました。
用意した検索機能は、それなりに役に立っているようで、毎日そこそこのアクセスがありますが、ユーザーはクエストに参加するキャラすら自分では検索せず、公式サイトなどのどこかで見つけた情報に頼っているようでした。
おそらく掲示板を見るために公式サイトを閲覧しているような印象を受けました。
後発組では厳しい
前述のとおり、ユーザーはユーザー同士の交流を求めているようで、公式サイトのコメント欄や掲示板は大変賑わっていました。
私の公開しているサイトでも、コメント欄や掲示板、フレンド募集板を用意しましたが、なかなか新規のサイトにコメントは集まりません。
ある程度のファンがついて、他のユーザーが利用しているという状況でないとなかなか利用してもらうことができませんでした。
初めに書いた内容の薄い2ちゃんまとめのようなサイトでさえ、コメント欄に書き込みがそこそこありました。
おそらくこれは、リリース直後からサイトを公開していて、皆が手さぐりの状態のうちに、認知されたからだと思います。
また、Twitterなどを見ていると、持っているキャラやクリアしたクエストなど、とても他のユーザーの動向を意識しているように感じました。
ゲーム攻略サイトは、トレンドブログととても近く、俊敏性が求められるジャンルだと痛感しました。
YouTubeが強い
最近の傾向として、どのゲームでもYouTubeがとても強いようです。
私個人は全く興味がないのですが、他人がプレイするゲーム実況などがアクセスを集めているようです。
また、ガチャを引いているだけの動画でも、女性が顔を出している動画の再生回数はとても多かったです。(視聴者が何を求めているのかは全くもって不明)
YouTubeチャンネルを作り、そこからブログへ誘導する方が安定して読者を増やすことができるように感じました。
訪問者の目的意識がはっきりしている
訪問者は、純粋にゲームの内容で知りたいことを調べているに過ぎず、知りたいことがわかればすぐに離脱しているようでした。
攻略情報などは、滞在時間は長いものの、その他のゲームに関するコラム記事などをゆっくりと読んでいる人は少ないように感じました。
また、他のゲームアプリの広告をフッター部に固定表示したり、Adsense広告を設置していましたが、クリックされることはあまりありませんでした。
どこかにサイトが紹介されたのか、いきなり1000PV/日くらいになる日がありましたが、Adsenseはそれなりでしたが、フッター部のアプリDL広告にいたっては、クリックがゼロでした。
今やっているゲームについての情報が欲しいだけで、他のゲームのことを考えている人は少ないようですね。
あと、同種の攻略サイトは、広告をベタベタに貼っているサイトが多く、ユーザーからはクリックしたくないという印象を与えているのではないかと感じました。
しかし、3ヶ月あたり経過すると、アクセス数は少ないものの、波がなくなり日ごとのアクセス数の変動幅は少なくなってきました。
このブログは閉鎖せずに、ときどき更新しながら成り行きを観察していきたいと思います。