私が実際に受診している病院(クリニック)について記載しています。
※ 病院によって異なります
病院内の雰囲気
私が受診している病院は、大きな病院などではなく、2名の医師が運営しているクリニックで、カウンセリングの無いタイプのクリニックです。
患者側の表情がわかりにくいよう配慮されている
院内に入ると、病院という雰囲気ではなく、薄暗い程度の証明で、決して明るくはありません。
このあたりは、人と顔を合わせることができない人や知人などに見かけられにくいように配慮されているのだと思います。
中を進んでいくと、予想以上に多くの患者さんたちが待っていました。
正直、こんなに患者がいるのかと唖然として、予約がなかなか取れないことに納得しました。
待合いには、雑誌類がおかれていて、イスは大きめのソファが用意されており、リラックスできるようになっていました。
特にBGMなどが流されているわけでもなく、静かなものでした。
診察室の他に、心理士?のような人と話をする部屋と採決をするための部屋が用意されていました。
受付を済ませると、問診票が渡され、うつ病のチェックシートが渡されました。
内容は、ネット上によくあるうつ病セルフチェックのような質問+αという感じです。
これには30~40の質問項目があり、自分の心理状態について4段階で回答するようになっていました。
(4段階にすることで、中立を失くして、どちらかというとどっちだということを確認できるようになっている)
質問に対しては、考え過ぎずに感じたとおりのことをスラスラと答えていくように指示されました。
うつ病のチェックシートの他には、職業と最終学歴を書く欄がありました。
問診票を書き終えると、診察までの時間は緊張することもなく、周りの患者さんの人間観察をしていました。
自分以外の人はどのような症状なのか、どんな年代の人が多いのかなどを気にしていました。
診察の様子
名前が呼ばれると、診察室ではなく別の部屋に案内されました。
心理士?の方に現在の症状やそこに至るまでの経過を聞き取りをされました。
そこで私は、4月から新しい職場になったことや昇任したこと、引き継ぎが十分でなかったことなど、素直にすべてを話ました。
私の症状として、常に気分が落ち込んでいるわけではなく、仕事中や他の人と話しているときには、気を張っているのか普通に会話することができたので、このときもスラスラと状況を説明することができました。
聞き取りが終わると、再度待合いで待つことになりました。
しばらくすると、診察室に通されました。
まずは、先ほどの聞き取り内容について確認され、もう少し詳しく掘り下げられました。
話しているときは、やっと受診できたという安心感から、少し涙が出そうになりながら話をしました。
先生は私の説明を聞きながら、すばやくタイピングしてPCに記録しているようでした。
職場や役職、担当している業務の概要、家族構成など現在の環境について重点的に聞かれました。
現在の状態になった原因を探るために、職場や家庭環境を知っておく必要があるのでしょう。
初診の診察時間は少し長めで、20分~30分くらい話を聞いていたのでした。