楽天モバイルのテザリングは遅い?5Gなら速い?実際に速度を計測しました

楽天モバイルのテザリングは遅い?

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楽天モバイルは、データ無制限で安く使えるキャリアということで人気がありますよね。

テザリングをガンガン使おうと考えている方も多いはず。

問題はテザリング時の通信速度がどの程度なのか気になりますよね。

結論としては、その場所の電波状況にもよりますが、電波状況が良好であればテザリング時40~60Mbpsくらいは速度がでました。
ただし、5Gエリアでも4Gエリアと同程度の通信速度となっていました。(京都市内で測定)

おと
場所によっては動画視聴なども問題なくできる速さで、節約のために固定回線の代わりにテザリングでも十分生活できる可能性もありますよ。

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目次

楽天モバイルでテザリングを使う方法

テザリングのイメージ
楽天モバイルでテザリングを使用するために、別途オプション申込みは不要です。

楽天モバイルと契約していれば、あとは簡単な端末操作からテザリングを開始することができます。

テザリングする方法は次の3つの方法があります。

  1. Wi-Fiテザリング
  2. USBテザリング
  3. Bluetooth®テザリング
テザリングとは
スマホやタブレットを中継してパソコンやゲーム機などの対応機器をインターネット接続する機能のこと

Wi-Fiテザリング

スマホと、PCなどインターネットに繋ぎたい機器をwifiでつなぐ方法で、最も実用的な方法かと思います。

メリット:通信速度が速く、複数台の機器を同時に接続できる
デメリット:バッテリー消費が大きい

USBテザリング

スマホと、PCなどインターネットに繋ぎたい機器をUSBケーブルで直接つなぐ方法で、1台の機器に接続して使用します。

メリット:通信速度が速く、接続機器からスマホへ電源供給できる
デメリット:インターネットに接続できるのは1台のみ

Bluetooth®テザリング

スマホと、PCなどインターネットに繋ぎたい機器をBluetoothで通信する方法で、Bluetoothに対応した機器である必要があります。
消費電力が小さいので、電源のない外出先での使用に向いている。

メリット:消費電力が小さい
デメリット:通信速度が遅い

楽天モバイルの実際のテザリング速度

テザリングの様子
楽天モバイルの「OPPO Reno5 A」を使って実際にテザリングをしてPCをネットに繋いでみました。

テザリング前の、スマホで通信したときの通信速度は次のとおりでした。
テザリング場所の通信速度

回線:楽天4G
上り:22.6Mbps
下り:68.4Mbps
おと
これをベースに、テザリングしたときに遅くなるのか実験していきます。

Wi-Fiテザリング

4Gwifiテザリング速度
スマホとPCをwifiでつないでテザリングした通信速度の結果は次のとおりでした。

上り(Mbps) 下り(Mbps) ping
7.66 39.22 46
7.35 36.35 55.3
5.5 37 50

3回計測して、36~39Mbpsの速度が出ていました。

スマホ単体での通信よりも、6割程度までスピードは遅くなってしまいました。

おと
Web閲覧やYoutube閲覧も十分できる速度ですね。

USBテザリング

4GUSBテザリング速度
スマホとPCをUSBケーブルでつないでテザリングした通信速度の結果は次のとおりでした。

上り(Mbps) 下り(Mbps) ping
3.59 47.57 54
3.02 61.26 50.5
3.8 62 46

3回計測していますが、計測タイミングの誤差の範囲でした。

これだけの速度が出ていれば、PCでの作業も余裕でこなせる速さですね。

おと
スマホ単体の通信速度と比べても遅いということもなく、USB接続の方がwifi接続のテザリングよりも明らかに速いという結果でした。

楽天5Gエリアならテザリングも速い?

楽天モバイルは、楽天回線であればデータ無制限を月額3,278円で利用できるのがメリットのひとつです。

もし、5Gのスピードをテザリングでも使用できるなら、自宅に固定回線を引かなくても十分に生活できそうですよね。

しかし、残念ながらテザリング時には、5Gエリアであっても4Gエリアと同程度のスピード(下り)しかでませんでした。
対して、上りについては5Gエリアの方が数倍速かったことを考えると、5Gエリアでの下り速度は制限されているのではないかと思います。(2022年10月時点)

今回、5Gエリア2地点で実際にwifiテザリングをしてみた結果は次のとおりでした。

5G地点①

まずは5G地点①スマホ単体の通信速度は次のとおりでした。
5G地点①の通信速度

回線:楽天5G
上り:13.1Mbps
下り209Mbps

5G地点①のテザリング速度
同地点でwifiテザリングで3回計測した結果は以下の表のとおり。

上り(Mbps) 下り(Mbps) ping
12.79 28.49 34
13.21 34.38 36.60
9.0 38 35

スマホ単体の通信で下り209Mbpsに対して、テザリング時は30~38Mbpsとかなり遅くなりました。

対して、上りは4Gの時よりも数倍速くなりましたね。

5G地点②

5G地点②スマホ単体の通信速度は次のとおりでした。
5G地点②の通信速度

回線:楽天5G
上り:110Mbps
下り649Mbps

同地点でwifiテザリングで3回計測した結果は以下の表のとおり。
5G地点②のテザリング速度

上り(Mbps) 下り(Mbps) ping
44.20 40.48 39
21.23 35.93 31.1
23 38 28

スマホ単体の通信で下り649Mbpsに対して、テザリング時は35~40Mbpsとこちらも遅くなりました。

対して、こちらも上りは4Gのときと比べて数倍速くなっていました。

テザリングにおすすめの機種

テザリングを利用する多くの方は、wifi接続かUSB接続を利用する方が多いと思います。

自宅で固定回線代わりに使うとすれば、充電ケーブルを繋ぎっぱなしで使用することが多くなりがち。

テザリングを多用するなら、スマホのバッテリーの劣化しにくい機種を選ぶのがベター。

おと
楽天モバイルで販売している機種の中で、充電を繰り返してもバッテリーが劣化しにくい機能を持った機種を紹介しておきます。

AQUOSシリーズ

AQUOSシリーズ

引用元:楽天モバイル公式


AQUOSシリーズには、「インテリジェントチャージ」というバッテリー劣化を抑えるための機能が搭載されています。

この機能のすごいところは、単純にバッテリーへの過充電を抑えるだけでなく、バッテリーが90%まで充電されたタイミングでバッテリーを介さずに充電器からスマホ本体へ直接電力を供給するので、充電ケーブルを挿しっぱなしでもバッテリーに負荷をかけないという点です。

公式サイトでAQUOSシリーズの最新価格を見る

iPhoneシリーズ

iPhoneシリーズ

引用元:楽天モバイル公式


iPhoneシリーズには、iOS 13 以降から最適化されたバッテリー充電」という設定が追加されています。

フル充電されたままの時間を極力短くして、バッテリーの劣化を抑える機能です。

機能そのものは他のメーカーでも見かけるもので、珍しいものではありませんが、楽天モバイルはiPhoneをキャリア最安で販売しているので紹介しています。

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Xperiaシリーズ

Xperiaシリーズ

引用元:楽天モバイル公式


Xperiaシリーズには、「いたわり充電」という、充電時の負荷を抑えてバッテリーの寿命を延ばす機能があります。

「手動」「自動」「常時」の3つから自分に合った設定を行うことができます。

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楽天モバイルのテザリングの注意点

1日10GB以上の使用で速度制限されている可能性がある

具体的な数値については公式から公表されていませんが、テザリングについて一定の制限があると記載されています。

引用元:楽天モバイル公式
テザリングに制限はございませんが、お客様に公平にサービスを提供するために有益と認める通信速度の制御、通信の最適化(ブラウザやアプリで再生される動画、大容量ファイルのダウンロード等、大容量の通信を発生させ他のお客様への公平なサービス提供に支障をきたす恐れのある場合、それらのファイルサイズの圧縮等を行うことをいいます)を行うことがあります。

Twitter上や大手Webメディアで言われていたのは、1日10GBを超えてテザリングをした場合、翌日まで通信速度が3Mbps程度まで制限されると言われていました。

しかし、2022年10月にはテザリングにおける通信速度の制限が撤廃されているとの情報もあります。

速度制限が撤廃されているとしても、再度速度制限される可能性があることもゼロではありません。

おと
楽天モバイルのホームルーターが2022年12月に登場するという噂がありますから、個人的には速度制限は撤廃されたままだろうと考えています。

5Gエリアでのテザリング速度が制限されている可能性がある

この記事で検証したように、楽天モバイルのテザリングでは、下りの速度は5Gエリアであっても4Gエリアと同程度の数値しか出ていません。

対して上りの速度は、5Gエリアの方が速いですから、下りの速度のみ制限されている可能性があります。

5Gエリアでの通信速度を期待している方にとっては、遅いと感じるかもしれません。

固定回線代わりのテザリングは独り暮らしの方向け

今回の検証結果のように、30~40Mbps程度の速度が出ていれば、Webサイトの閲覧や、動画の視聴にも全く問題ありませんし、簡単なオンラインゲームもできるでしょう。(FPSやアクションゲームなどのジャンルは厳しいと思います。)

自宅の固定回線代わりにテザリングで利用したいというニーズに対しては、「ひとり暮らしの方なら使える」という考えです。

というのも、テザリングに接続する機器の台数が多くなれば、その分通信速度は遅くなってしまいますから、数台程度に絞ってテザリング使用するのが現実的です。

まとめ

楽天モバイルのテザリング速度について箇条書きでまとめると以下のとおりです。

  • 電波状態が良ければwifiテザリングで、40Mbps程度の速さが出る
  • USBテザリングなら60Mbps程度の速度も可能
  • 5Gエリアであっても4Gエリアと同程度の速度しか出ない(速度制限の可能性あり)
  • 2022年10月現在、1日10GBの速度制限は撤廃されている可能性あり
  • テザリングはバッテリー劣化を抑えた機種で使うのがおすすめ

楽天モバイルは、楽天回線であれば定額でデータ使い放題が魅力のひとつです。

このテザリングをうまく使えばかなりお得感があります。

下り30~40Mbps程度の速度がデータ量無制限に使えて、最大でも3,278円/月というのは他キャリアと比較してかなり格安です。(ドコモ・au・ソフトバンクなら7,000円/月を超えます)

ひとり暮らしで、楽天回線エリアにお住まいなら、毎月の通信費を劇的に節約することができます。

おと
端末も割引販売されていて、特に、iPhoneは4キャリア内最安で販売されていますよ。

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