40代手前でうつ病になって転職という道も考えてみた【生活費】

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目次

アフィリエイトで生活するという目標

40代手前でうつ病を患い、組織で働くことに拒絶反応を示していたことから、フリーランスと呼ばれる仕事を模索している中で、アフィリエイトという仕事で生計を立てる決意 をしました。

それからは、サイトを新たに2つのサイトを立ち上げ、独自のコンテンツを作成していきました。

毎日、記事を書いたり、思い描くコンテンツを実現するためにプログラムの勉強もしました。
しかし、全く成果が出ないことに対する焦りも相当にありました。

すぐに結果が出るものではなく、努力が必要な仕事だとわかっていても、これからの生活を考えると焦る気持ちが勝っていました。

それ以外にも、いま取り組んでいるアフィリエイト手法が間違っているような気がしていたので、試行錯誤を繰り返していました。

この新しいサイトはもう閉鎖した方が良いのか、このまま進めば良いのかという決断もなかなかできませんでした。
なぜなら、自信の持てるような便利な機能を提供している良質なコンテンツだという自信があったからです。

しかしながら、アクセスは思うように増えず、モチベーションはかなり下がっていました。

職場への復帰が苦痛に感じる

私は現在休職中なので、このまま時間が経過すれば職場復帰という道があります。

もちろんこれができれば最もリスクのない方法で、生活水準も落とす必要もないため、妻や子どもたちは安心するでしょう。

しかし、うつ病になった職場へ戻るというのは、うつ病再発に対する不安と恐怖の中で生活しなければなりません。

私のように、職場への自責の念が強く、仕事に対する自信を持ていない状況では、なかなか踏み出すことができません。

他にも、周囲の人間の反応も気になってしまうものです。

更に、今の仕事が本当に「好きなこと」なのか「やりたいこと」なのかと考えると、自信を持って「違う」と言えました。

今の経済状況や自分の年齢を考えると、「他の仕事に飛び込むことはリスクでしかない」そう考えていました。

ただ、「できれば職場復帰したくない」ということははっきりとしていました。

生活費を稼ぐために転職を勧められる

アフィリエイトで生活費を稼ぐと覚悟はしたものの、生活できるまでにどのくらいの期間が必要なのか、もしくはそもそもアフィリエイトだけで生活費を稼げるようになるのかという疑問がありました。

ただ、生活費を稼がないと、子どもたちにも迷惑がかかってしまうし、それ以前に父親が無職ということにでもなれば、子どもに対してどのような影響を与えるのかという心配もありました。

復職しながら、アフィリエイトを続けて結果を出すしかないなと考えていました。

そんなとき、ある仕事の面接を受けてみないかという話が出てきました。

いわゆる「縁故採用」というやつです。
仕事内容はとても楽な作業で、残業もほぼ無しということでしたが、やりがいは全くないと言われていました。

仕事に対して自信を失っている私にはうってつけの話だと前向きに話を聞いていましたが、そもそも「その楽な仕事ができなかったらどうしよう」もう人としての存在価値がないということになりやしないか。

そんなことを考えていました。
アルバイトなどの軽作業から出直した方が良いのではないかと考えてしまいました。

周囲から「仕事ができるという評価を受けていた」面影は完全になくなっていました。

また、待遇面では給与が半分程度になってしまうということでした。

「給与が安いのであれば、本当に難しい仕事ではなく、自分でもできることかもしれない」

「アフィリエイトを副業として続けることもできる」

そう思うと、今の自分には有り難い話だったと思います。

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面接は軽快に、でも…

私の知らないところで話はどんどん進み、面接の日取りが設定されました。

このとき、久しぶりに少し動悸がしたように記憶しています。

こちらが仕事を選んでいる立場で、こちらが優位なのだと言い聞かせて当日を待ちました。

面接当日は、先方の専務の方と部長さんが対応してくださいました。

専務の方は、以前私と同業種を経験した方で、退職後にこちらの専務に就任された方でした。
私の仕事内容に理解をしつつ、
「正直、今のあなたの仕事からすると、やりがいも無いし、あなたの能力がもったいない。」

「あなたが今、健康面で不安があることも聞いています。しかし、復職すべきです。」
そう言われました。

それに対し、私の現状とこれからネットを使って仕事をしていきたいことを伝えました。

「やりたいことがあるのですね。
こちらは、あなたひとり雇うことは簡単にできます。
ですから、一度復職してから考え直してみてください。それでも、ウチで働くことがベストならばいつでも声をかけてください。

ただ、給与は安いですけれど。」

と、おっしゃいました。
本当に良い人に出会ったなと思いました。

「わかりました。私も今すぐにこちらでお世話になるということを決心していたわけではありません。
もし、今後こちらでお世話になりたいと思ったときには、お言葉に甘えてお願いすることもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。」

このようなやりとりで、面接は終了しました。

このとき、失礼かもしれませんが、ひとつの保険のようなものを得たような気がして、気が楽になりました。

ひとつの方法として受け入れる

この20分程度の話が終わって自宅に戻ると、真昼間にも関わらず、泥のように眠ってしまいました。

私にとっては、かなりのストレスだったようです。
まだまだ、うつ病から回復しているわけではないのが良くわかりました。

私は、うつ病になって自信を失くしたとはいえ、これからの生活のために収入を得なければなりません。

アフィリエイトで生活費を稼ぐことを決意しているので、それをサポートするために復職するか転職するかの方法が必要になってしまいますが、今までと違うのは、先が見えているということです。

今の職場に戻ることも、転職することも、それらを副業とみなして、アフィリエイトが本職であるという意識ならば、先の長い苦痛だと考える必要はありません。

生活費を稼ぐために、組織に属することもやむを得ないことだと受け入れることができました。


今回、私のような40代目前のうつ病を患った男など、市場価値としてはゼロに近い人間に対して、有り難いお話をいただけたことは本当に運が良かったことだと思います。

この出会いを機に、かならずアフィリエイトで成功したいと改めて決意することができました。

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